夏でも涼しい家。スウェーデンハウス。

「Hemma Bäst! わが家がいちばん!」へようこそ。

スウェーデンハウスに暮らし始めてから、季節の移り変わりを肌で感じるのが本当に楽しくなりました。
でも、日本の夏を迎えるたびに、多くの方からこんな質問をいただきます。
「スウェーデンハウスって、北欧の家だから日本の夏は暑いんじゃないの?」と。

確かに、スウェーデンハウスといえば「冬に暖かい」というイメージが先行しがちで、それなら「夏は暑いの?」と思ってしまいますよね?
かつて平屋の賃貸に住んでいた頃の私も、全く同じイメージをもっていました。

当時のわが家は、梅雨が明けると同時に屋根が焼け、天井からの放熱で頭がボーッとする毎日
日射と強烈きょうれつな西日を防ぐために、一番大きくて景色が良いはずの窓に大きな「よしず」を立てかけ、真夏なのに1日中リビングが薄暗いという生活を送っていました。
そんな暑くて薄暗い夏を過ごしていた私が、スウェーデンハウスに住みかえて迎えた夏のお話を、今回はお伝えします。

夏を変えた、家の「クーラーボックス」

かつての私たちにとって、夏のおうち時間はまさに「戦い」そのものでした。
特に子どもたちが一日中お家にいる日が続く夏休みは、体力的にも精神的にも限界に達しがちです。

一般的な住宅では、

HOT

リビングはエアコンで涼しいけれど、一歩廊下やトイレ、キッチンに出ると地獄のような暑さ

という温度差が当たり前のように存在します。

この部屋ごとの激しい温度差は、ただ不快なだけでなく、子どもたちが寝冷えをしたり夏風邪を引いたりする大きな原因になります。

夜中にエアコンの風が直撃して子どもが体調を崩せば、看病でママの睡眠時間は削られ、翌日の予定はすべて崩壊。
イライラがつのる悪循環におちいってしまいます。

スウェーデンハウスがこの悩みをどう解決してくれたかというと、その秘密は圧倒的な高気密・高断熱性能による「クーラーボックス構造」にあります。

冷たい水と氷を入れておけば、外が猛暑でも中身が全く溶けないクーラーボックスのように、一度エアコンで冷やされた空気が家全体を包み込み、均一な温度をキープしてくれるのです。

この性能が、日々の家事や育児にどれほどの「ゆとり」をもたらしてくれているか、具体的なシチュエーションをいくつかお伝えします。

COOL

キッチンで火を使っても汗だくにならない
夏の夕食準備、コンロの前に立つだけで汗が吹き出すあの不快感がありません。涼しい顔で、子どもたちの好きなものを調理することができます。

COOL

お風呂上がりのさっぱりが続く
せっかくお風呂でさっぱりしたのに、脱衣所に出た瞬間にまた汗をかく……。あのイライラから解放され、子どもたちの着がえやドライヤーにもニコニコ笑顔で向き合えます。

COOL

家族の睡眠の質が劇的に向上
エアコンの風を直接当て続けなくても、部屋全体の空気が優しく冷えているため、子どもたちが寝汗をかくことなく朝までぐっすり眠ってくれます。
子供を病院に連れて行くリスクが減ることは、最高のタイムパフォーマンス(タイパ)だと感じています。

このように、夏のおうち時間がとても快適に変わった理由は、一言で言うと、エアコンの効きが良くなった!と、言うことです。
それでは、

エアコンを点けてもまだ暑い家と涼しくなる家では、いったい何がちがうのでしょうか?

C値で見える「隙間すきまのない快適さ」

この心地よさを単なる「個人の感想」ではなく、科学的な数値でひも解いてみましょう。

住宅の涼しさを維持するために最も重要なのは、もちろん断熱性能(UA値)です。ですが、断熱材(クーラーボックスの本体)だけでなく、(クーラーボックスがきちんと密閉されていて)隙間すきまが開いてないこと=「気密性能(C値)」もそれと同じくらいかそれ以上に大切なのです。
クーラーボックスのパッキンがゆるんでいれば、どれだけ保冷剤を入れても冷気が逃げてしまうのと同じです。

延床面積45坪の住宅において、気密性能(C値)の違いがどれほど実生活にインパクトを与えるか、以下の表にまとめました。

C値(c㎡/㎡)家全体の隙間面積イメージ
(はがきの枚数)
実生活への影響 
0.26(スウェーデンハウス 2024年度の全棟実測平均値)約96.2㎠はがきの65%
iPhoneより一回り小さい
夏でもサラッとしていて、涼しい。
冷房代を抑える。
1.0 (推奨・高気密)約150c㎡はがき 約1枚分極めて高い気密性で、計画的な換気と効率的な冷房が可能
5.0 (従来の一般住宅)約750c㎡はがき 約5枚分腰高窓を約8cm開けたまま冷房をかけている状態に相当

スウェーデンハウスは、このC値が極めて低いトップクラスの気密性を誇ります。
だからこそ、他社住宅に住む友人が「電気代の請求書を見て悲鳴を上げた」と言っている時期でも、わが家は効率よく家全体を冷やし続けることができます。

気密性能(C値)については、こちらの記事も読んでいただけるとうれしいです。

夏をエレガントに。五感で楽しむ北欧の知恵

Credits: Patrik Svedberg/imagebank.sweden.se

スウェーデンハウスに一歩足を踏み入れた瞬間に感じるのは、まるで高原の別荘にやってきたかのような、サラッとした澄んだ空気感です。

24時間熱交換換気システムが効率よく働き、無垢の木の床は素足で歩いても全くベタつかず、ソファのファブリックが肌に張り付くような不快感もありません。この「さらっとした空気」を肌で感じる時間は、何にも代えがたい贅沢です。

窓からの日射熱をカットして、夏をもっと過ごしやすく

室内で感じる夏の暑さ。その約70%は窓から入り込んでくるものです。

画像:スウェーデンハウス

Youtubeでも有名な松尾設計室の松尾和也氏は、夏の暑さ対策について、アウターシェードという外付けの日射遮蔽にっしゃしゃへい商品をつける必要があると指摘しています。

南面が真南から20度程度以内である場合は庇でも効きます。それ以上振っている場合はアウターシェードによる対策が有効です。

松尾和也氏(松尾設計室)
画像:YKKap

夏の暑さ対策は、太陽の熱を窓の外でブロックして、とにかく室内に入れないようにすることです。

スウェーデンハウスには外付けの日射遮蔽にっしゃしゃへい商品として、
スウェーデンタイプのSオーニングとアウターシェードタイプのJオーニングIIの2つがあります。

Sオーニング(スウェーデン・オーニング)

画像:スウェーデンハウス

スウェーデンハウスで採用されているSオーニングは、
1954年創業の老舗AMA(エーエムエー)社製で、高品質な北欧デザインが特徴です。日よけや雨よけ、省エネ効果が高く、スキャンインター株式会社などを通じて取り扱いされています。

「窓用オーニングは、リーズナブルな価格のシリーズです。生地が格納できて、長持ちし、シンプルな構造だから、操作も簡単。しっかりとした内部構造なので丈夫です。」(スキャンインター株式会社)

わが家は、南面の一番大きな窓に、窓用オーニングを採用しました。かつての「よしず」のように外観を損ねたり、部屋を1日中暗くしたりすることなく、スマートに直射日光をカットできるようになりました。

たたんだ状態でも、波型の前垂れがオシャレで可愛らしく、建てたばかりの頃はカフェと間違えられたりもしました。

JオーニングII(ジャパン・オーニング)

木製サッシに直接取り付けられるロールクスリーンタイプのJオーニングIIは、セイキ販売株式会社の外付け窓用遮熱しゃねつスクリーンです。

「窓より侵入する熱を外から遮熱しゃねつすることで、夏場の冷房効率を高め、節電に効果を発揮します。」(セイキ販売株式会社)

画像:セイキ販売株式会社

わが家は、遮蔽率しゃへいりつ82%のグリーンを西面の部屋の窓に採用しました。スクリーンメッシュ生地なので、すだれで日除けしたときのような圧迫感が無く、室内はほどよく明るさを保ち、窓からの景色も楽しめます。

室内から見ても、木陰の下にいるような雰囲気でとても気に入っています

回転窓を活かした外付けサンシェード・JオーニングII

スウェーデンハウスの窓は180度回転するため、2階の窓であっても室内から安全に屋外のサンシェードを設置できます。窓の外に体を乗り出す必要がないので、私でも安心です。

とはいえ、台風シーズンは強風でオーニングが壊れることが心配ですよね。特に2階の窓に取り付けたオーニングは取り外すことなんて不可能。

でも、ボックスに収納されるロールスクリーンタイプだから安心です。

画像:セイキ販売株式会社

「ボトムバーが上部 BOX に納まり、ボトムバーが露出しないため収納時の風によるボトムバーの振動が無くなりました。」(セイキ販売株式会社)

夏の失敗と4つの快適コントロール

さて、ここまで良いことばかりを書いてきましたが、ここからは「スウェーデンハウスオーナーならはのリアルな裏話」をしたいと思います。

どんなに住宅性能が優れていても、その住まい方で性能の効果は天と地ほどに変わります。

わが家が実際に体験した失敗と、それを乗り越えた4つの快適コントロール法をお伝えします。

1 東西面の窓は「日射遮蔽」を徹底する

家づくりにおいて、真夏の暑さを防ぐ最大の鍵は「断熱」だけでなく、遮熱しゃねつ(日射遮蔽にっしゃしゃへい)」です。

特に、夏の低い太陽光が部屋の奥深くまで差し込んでくる東面と西面の窓は、設計段階からの徹底的な対策が鉄則になります。

基本的には、東・西の窓は極力小さくし、外側にサンシェード(JオーニングIIなど)を設置して、室内に熱を入れないようにするのがセオリーです。

わが家もその鉄則に従い、西面には「0513(1280×480mm)」という縦長で小さめの窓を採用し、すべての窓にJオーニングIIを設置しました。おかげで西日による室温上昇はある程度防げています。

しかし、東面については、どうしても私のワガママを通した部分がありました。
「朝日の差し込む明るいダイニングで、家族そろって気持ちよく朝食を食べたい!」
そう思い、東面にあえて標準的な大きさの窓「1113(1280×1080mm)」を採用したです。

冬場はこれが大正解でした。ねらい通り、朝日の当たるダイニングテーブルでれたてのコーヒーを飲みながら、太陽の自然な温かさを体いっぱいに感じることができ、最高の幸せを味わっています。

……しかし、真夏になると話は別でした。夏の朝日は想像以上にパワフルで、朝から太陽の温かさを「感じ過ぎて」しまう事態に。何も対策をしないと、せっかく冷やしたダイニングが一気に暖まってしまうのです。

撮影:スウェーデンハウス研究所

そこでわが家を救ってくれたのが、お気に入りの北欧テキスタイル、「ヨブス(Jobs)」のカーテンでした。真夏の朝は、このカーテンで日差しをさえぎるようにしています。

一般的なカーテンだと部屋が薄暗くなってどんよりしてしまいますが、風合い豊かなヨブスの生地は、光を優しく和らげながら通してくれます。そのため、朝日の爽やかな温かみを感じつつも、暑すぎず、まぶしすぎない、洗練された朝のダイニングを演出することができるようになりました。

失敗から学んだ、インテリアを楽しみながら夏の暑さを乗り切るお気に入りの工夫です。

2 サーキュレーターを上手に使う

わが家では、基本的に2階のファミリースペースに設置したエアコン1台をメインに稼働させています。期間としては6月頃から10月過ぎまでの約半年間。驚かれるかもしれませんが、この1台を24時間運転させることで、家中の快適な温度が保たれています。

ただし、エアコンを直接置いていない1階の個室やキッチンの奥などへは、そのままでは冷気が届きにくいことがあります。そこで活躍するのがサーキュレーターです。
エアコンの強い風を直接身体に浴びるのが苦手なため、サーキュレーターは「一番弱い風量」に設定しています。
各部屋のドアを開け放ち、エアコンの風の設定とサーキュレータで、この優しい冷気の流れを作ってあげるだけで、家中どこに行ってもほとんど同じ温度の、心地よい空間が出来上がります。

3 梅雨から夏にかけての除湿

高気密住宅だからこそ、湿気対策には少しだけ気を配る必要があります。調理中の湯気や、お風呂上がり、洗濯物の部屋干しなどから出る湿気が室内にこもると、いくら室温が低くても不快に感じてしまうからです。

わが家では、料理中やお風呂の後は換気扇を徹底して回すようにしています。さらに、吹き抜けにあるシーリングファンを常に回し、上下の空気を攪拌かくはんさせて空気のよどみをなくしています。直径120cmのシーリングファンが回っているだけで驚くほど体感が変わります。

また、ジメジメが強い日はエアコンの「除湿機能」を上手に使用するのが、梅雨から夏にかけてサラサラな空気感をキープする裏技です。

4 無理をせずに2台目のエアコンをつける

「エアコン1台で暮らせる魔法瓶の家」というと、なんだか「絶対に2台目をつけてはいけない修行」のように思い込んでしまう方もいるかもしれません。でも、完璧を求めすぎて我慢するのは、丁寧な暮らしとは言えませんよね。

2階からの冷気が届きにくい1階で、真夏にキッチンでガンガン加熱調理をしている時、あるいはたくさんのお客様が来られて室温が上がりそうな時などに、「ちょっと暑いな」と感じたら無理をせずに、さっさと1階の2台目のエアコンのスイッチを入れます。

ちなみに、将来的に子どもたちが大きくなった時のプライバシーや、ゲストルームとして使うことを考えて、各個室にもすでにエアコンは設置してあります。(これまで数えるほどしか点けたことがないのですが……笑)。

無理をせず、その時々の快適さを最優先する柔軟さも、心地よい暮らしを続ける秘訣ひけつです。

Credits: Anna Hållams/imagebank.sweden.se

おわりに

電気代の高騰こうとうや毎年のように更新される最高気温など、私たちを取り巻く夏の環境は厳しさを増すばかりです。

他社で家を建てた友人たちから「今月の電気代の請求書を見るのが怖い」「エアコンを我慢して子どもが熱中症になりかけた」という悲鳴に似た声を聞くことがあります。

魔法瓶に冷たい水と氷を入れておけば、外がどんなに猛暑であっても中の氷がなかなか溶けないのと同じように、一度冷やした空気をしっかりキープしてくれる構造。この安心感があるからこそ、私たちは電気代にビクビクすることなく、夏のおうち時間を心から楽しむことができています。

投資の観点から見れば、スウェーデンハウスの建築費(初期コスト)は決して安いものではありません。

しかし、スウェーデンハウスは、日々の暮らしにかかる光熱費(運用コスト)をしっかりと抑え、家族の健康と笑顔を守るというリターンがあり、さらに、長く住み続けることができます。(回収期間が長い)

そのことを考えれば、スウェーデンハウスに投資するメリットは十分にあります。

厳しい暑さの夏だからこそ感じること。

住む環境にお金をかけることは、「家族の健康、日々のゆとり、そして笑顔で過ごす時間」という生活の質にお金をかけることなのだと、この家に住んで確信しています。

過酷かこくな日本の夏を、暑さでイライラしたり、強すぎるエアコンで身体を冷やしたりせずに、最高に心地よい「Lagom(ラーゴム)」な夏に変えてみませんか?

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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