太陽と暮らす。スウェーデンハウス。

はじめに:電気代を気にする毎日に、さようなら。

こんにちは。
Hemma Bäst! わが家がいちばん!へようこそ。

毎月、ポストに届く電気代の請求書。
あるいは、スマートフォンに届くWeb検針のお知らせ。

その金額を見るたびに、気分が少しだけ重たくなっていませんか?

「今月はエアコンを控えめにしたはずなのに、どうしてこんなに高いんだろう。」

「子どもたちが大きくなったら、この先の電気代はどうなるんだろう。」

猛暑日が続く夏は、冷房が欠かせません。
冬も、家族が健康に暮らすためには暖房が必要です。

それでも、頭の片隅ではつい電気代を気にしてしまう。

快適に暮らしたい気持ちと、家計への不安。
その間で揺れ動く毎日に、小さな疲れを感じていました。

そんな私たちの暮らしが大きく変わったのは、
スウェーデンハウスで家を建て、太陽光発電と蓄電池を
取り入れてからでした。

電気代の変動に一喜一憂することが減り、季節の変化を
楽しみながら、心穏やかに暮らせるようになったのです。

もちろん、太陽光発電を付ければ電気代がゼロになるわけではありません。

けれど、「これからも電気代が上がり続けたら家計はどうなってしまうのだろう」という漠然とした不安は、驚くほど小さくなりました。

この記事では、わが家が「電気を買い続ける暮らし」から、「太陽とともに暮らす毎日」へ変わる中で感じたことをお話ししたいと思います。


毎月の電気代が怖い

ニュースでは毎年のように電気料金の値上げが報じられます。

燃料価格や世界情勢など、自分たちではどうすることもできない理由で、暮らしに必要なお金が少しずつ増えていく。

そのたびに感じていたのは、「家計が苦しくなる」という不安だけではありませんでした。

自分たちの暮らしが、自分たちの努力ではどうしようもない社会情勢や気候変動に大きく左右されてしまうこと。

そのことに、どこかやるせなさを感じていたのです。

「電気代が気になるから暖房は我慢しよう。」

「ちょっと暑いど、冷房はもう少し弱くしよう。」

そんな暮らしに、少し疲れてしまいました。

子どもが「暑い」、「寒い」と言えば、ためらわずエアコンをつけてあげたい。

そして、「電気を消しなさい」と何度も言ったり言われたりする毎日ではなく、家族みんなが気持ちよく暮らせる家にしたい。

私たちが本当に欲しかったのは、電気代を節約する暮らしではありませんでした。

電気代に振り回されず、自分たちらしい毎日を安心して過ごせる暮らし。

そのための方法として、太陽光発電と蓄電池という選択をしたのです。


電気を買う暮らしから、太陽の恵みで暮らす毎日へ

太陽光発電と蓄電池を取り入れて、私たちが最初に感じたのは、「省エネ設備をつけた」ということではありませんでした。

暮らしのリズムそのものが、少しずつ変わっていったのです。

朝、東の空から太陽が昇ると、屋根の上では静かに発電が始まります。

カーテンを開けて朝日がリビングに差し込む頃には、家も太陽のエネルギーで発電を始めています。

以前は、何気なく使っていた電気も、「今日は太陽の力で動いているんだ」と思うようになりました。

それだけで、毎日の暮らしが少し豊かになったような気がするのです。

日中は、太陽がつくってくれた電気でエアコンを動かし、洗濯乾燥機を回し、食洗機も動かします。

そして、使い切れなかった電気は、静かに蓄電池へ。

夕方になって太陽が沈むと、昼間に蓄えた電気を使いながら家族で夕食を囲み、お風呂に入り、一日の終わりをゆったりと過ごします。

暮らしそのものは何も特別ではありません。

でも、「電気を買って使う」という感覚から、「自分たちでつくった電気を大切に使う」という感覚へ変わったことで、毎日の景色が少し違って見えるようになりました。

自然と、「今日はお天気がいいね」という会話が増えました。

部屋干しなので、実は太陽はあまり関係なさそうですが、「今日はたくさん発電してくれそうだね」と、太陽を少し楽しみに待つようになったのです。

もちろん、「発電しているから電気をいくらでも使っていい」という話ではありません。

ただ、必要なときには我慢せず快適に過ごしながら、太陽がくれたエネルギーを無駄なく使い切る。

そんな暮らしが、私たちにはとても心地よく感じられました。

以前は、電気料金のお知らせが届くたびに、「今月はいくらだろう」と少し身構えていました。

でも今は、「今月も上手に太陽と暮らせたね」と、家族で話すことのほうが多くなりました。

打ち合わせ中は太陽光発電は「設備」の一つにしかすぎなかったので、設備投資としてのコスパや故障のリスクばかりが気になっていました。

けれど実際に暮らしてみると、それ以外の価値もありました。

季節の移ろいを感じながら、自然の恵みである太陽エネルギーを日々の暮らしに取り入れること。

私たちにとって太陽光発電と蓄電池は、節約のための設備ではなく、太陽とともに自然の中で暮らしていることを数値とともに思い出させてくれるものになっています。

「売電」から「自家消費」へ

太陽光発電というと、「電気を売って収入を得るもの」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

実際に、以前は「売電」が大きな魅力だった時代がありました。

屋根で発電した電気を電力会社へ売り、その売電収入で設備費用を回収していく。

そんな考え方が一般的だったのです。

ところが、今は少し状況が変わってきています。

固定価格買取制度(FIT)の売電価格は年々下がる一方で、私たちが電力会社から買う電気の価格は上がり続けています。

2026年現在、家庭が電力会社から購入する電気料金は電力会社や料金プランによっても異なりますが、だいたい」1kWhあたり約30〜40円。
一方、2026年度のFIT制度では、5年目以降の売電価格は8.3円/kWhとなります。

FIT2026年度制度による「売電」と「自家消費」の比較:Hemma Bäst!

つまり、発電した電気を売るよりも、発電した電気は自宅で使って、電力会社から高い電気を買わない方がだんぜんお得なのです。

考えてみれば、これはとても当たり前なことですよね。

自分で育てた野菜をスーパーに売って、同じスーパーで自分の野菜を高い値段で買う農家さんはいません。

同じ1kWhでも、「売る」のか、「使う」のかで価値は大きく変わります。

「売電」で年間で約7万円もらうよりも、「自家消費」することで年間、約26万を手元に残す方がお得なのです。

つまり、「つくった電気を売る」よりも、「つくった電気を自分たちで使う」ほうが、家計にとって大きな価値を持つ時代になってきました。

2026年以降は、さらに「自家消費」が主役に

2026年からは、FIT制度も新しい仕組みへ変わりました。

発電した電気を一律の価格で買い取る期間から、市場価格や時間帯などを反映する期間へと移行する仕組みに変わっています。

2026年度のFIT新制度「2段階買取制度」:Hemma Bäst!

住宅用太陽光発電(10kW未満)の場合、売電価格は10年間ずっと同じではなく、最初の4年間と、その後の6年間で価格が変わる「2段階買取制度」になります。

2026年度FIT「2段階買取制度」の売電価格:Hemma Bäst!

最初の4年間は、1kWhあたり24円。

2025年度は1kWhあたり15円でしたから、お得になったと感じるかも知れません。

ところが、5年目以降は8.3円となり、後半は売電価格が大きく下がってしまいます。

つまり、「最初はしっかり応援します。でも、その後は、ご家庭で上手に電気を使っていきましょう。」という、FIT制度からのメッセージとも受け取れます。

10年間全体で見ると、大きく損をする制度というわけではありませんが、およそ2万1千円少なくなる計算です。

10年間を平均すると、売電価格は約14.6円/kWhとなって実は少し下がったことになります。

「ステルス値下げ」なんて言われていて、お菓子のパッケージを開けたら、なんだか前より少し小さくなっているのと同じですね!

暮らしの主役は、「売電」ではなく「自家消費」へ。

5年目以降は売電価格が下がるため、昼間につくった電気は、そのまま家で使ったほうが家計にはやさしくなります。

例えば、

日中にエアコンを動かす。

洗濯乾燥機や食洗機を使う。

エコキュートでお湯を沸かす。

そして使い切れなかった電気は、蓄電池へ。

夜になったら、その電気を家族の暮らしに使う。

そんなエネルギーの使い方が、これからの住まいでは、とても大切になっていきます。

さらに、V2Hシステムが普及していけば、昼間につくった電気を車にため、必要なときには家へ戻して使うという暮らしも、少しずつ身近になっていくでしょう。

V2H(Vehicle to Home)システムとは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の大容量バッテリーに蓄えた電力を、家庭用に双方向で活用できる仕組みのことです。

だから最近では、「売電」よりも「自家消費」という考え方が重視されるようになっています。

昼間に発電した電気を家庭で使い、余った分を蓄電池へためる。

夜は、その蓄えておいた電気で暮らす。

この循環ができるようになると、電力会社から購入する電気を大きく減らすことができます。

もちろん、雨の日や発電量の少ない季節には買電も必要になります。

それでも、自分たちで使う電気を自分たちでつくる割合が増えることで、毎月の電気料金は社会情勢の影響を受けにくくなります。

その安心感は、コスパ以上に大きなものだと感じています。


長く暮らす家だからこそ、しっかり選びたい

これから先は、売電価格だけを期待して設備を導入するよりも、

「発電した電気を、できるだけ家の中で使い切る。」

そんな考え方のほうが、安心して長く暮らせる住まいにつながるのではないでしょうか。

だからわが家も、「どれだけ発電するか」ではなく、「どれだけ自分たちで使うか」を基準に設備を考えました。

そうして、太陽光パネルを3.5kw/hと少なめに設置し、その費用を蓄電池へと回したのです。

トムテ
トムテ

えっ!たったの3.5kw!?とおどろかれた方は、こちらの記事もご覧ください。

家は、10年ではなく、30年、40年、50年と暮らしていく場所です。

だからこそ、太陽光発電も「今だけ」ではなく、その先まで見据えて選びたいと思いました。

私たちが意識したのは、次のようなことです。

まず、太陽光パネルは長期間にわたって発電性能を維持できるものを選びました。

毎日、働き続けてくれる設備だからこそ、長く安心して使えることを大切にしたかったからです。

また、蓄電池も、昼間につくった電気を夜までしっかり使える容量を意識しました。

ここで見落としがちなのが、建物とのバランスです。

太陽光パネルは屋根に載せる設備ですから、その重さも建物が受け止めることになります。

だからこそ、屋根にパネルを載せる前提で構造計算を行い、耐震等級3をしっかり確保しておくことは、とても大切だと思いました。

安心して暮らせる家であること。

その土台があってこそ、太陽光発電も本来の価値を発揮してくれます。

そして、もう一つこだわったのが、将来への備えです。

将来、電気自動車(EV)が当たり前になることも見すえ、V2Hへの対応も考えて、新築時にCD管による先行配管とEV用200Vコンセントを施工してもらいました。

わが家はまだガソリン車なので、今すぐ使うためではありません。

将来、EVを購入したり、V2Hを追加したりするときに、外壁に配管を露出させなくても済むようにするためです。

設備も、住まいの一部。

暮らしを支えながら、家の美しさ損なわない意匠性をもった存在であってほしい。

そんな思いで、一つひとつを選んでいきました。

停電の夜、わが家にも灯っていた小さな明かり

太陽光発電と蓄電池を取り入れて、本当に良かったと思った出来事があります。

それは、地域一帯が停電になった日のことでした。

夕方から風が強くなり、窓の外では木々が大きく揺れています。

ニュースでは台風情報が繰り返し流れ、「不要不急の外出は控えてください」と呼びかけていました。

そんな中、突然、部屋の照明がふっと消えました。

「あ、停電だ。」

一瞬だけ部屋が暗くなりましたが、それもほんのわずかな時間でした。

すぐに蓄電池からの給電へ切り替わり、リビングにはいつもの明かりが戻ってきました。

冷蔵庫はそのまま動き続け、エアコンも止まりません。

夕食の準備をしていたIHクッキングヒーターも使えます。

テレビでは引き続き災害情報が流れ、家族で状況を確認しながら落ち着いて過ごすことができました。

そのとき、私は初めて思ったのです。

「何かあっても、この家の中なら大丈夫。」

それは、家族を守ってくれているという安心感です。

その安心感は、数字では表せない大きな価値でした。

「在宅避難」という選択肢

近年は、「在宅避難」という言葉を耳にする機会も増えました。

家が安全であれば、無理に避難所へ行かず、自宅で生活を続けるという考え方です。

もちろん、浸水や土砂災害など命に危険がある場合は、迷わず避難することが最優先です。

けれど、自宅に留まることができる状況であれば、住み慣れた家で過ごせることは、小さなお子さんや高齢のご家族がいる家庭にとって、大きな安心につながります。

見慣れた部屋。

お気に入りのソファ。

いつもの食器でいただく食事。

大好きなおもちゃ。

それらがいつも通りそこにあるだけで、心は落ち着きます。

蓄電池は、その安心を静かに支えてくれる存在でした。


家事の時間も少し変わりました

太陽光発電と蓄電池がある暮らしは、災害時だけでなく、普段の生活にも小さな変化をもたらしてくれました。

以前は、洗濯や食洗機を使う時間を特に意識していませんでした。

でも今は、太陽が一番眩しい時間帯を少し意識するようになりました。

朝食後に食洗機を動かし、

午前中に洗濯機を回し、

エコキュートも日中に沸き上げる。

ほんの少し暮らしの時間をずらすだけで、太陽の恵みを無駄なく使えるようになります。

「今日はよく晴れているから、家事もお得だね。」

そんな会話が、以前より増えた気がします。

家事は相変わらずあります。

でも、太陽のリズムに合わせて暮らしていると思うと、不思議と慌ただしさが少し和らぐように感じるのです。


おわりに:電気代を気にする毎日にさようなら

朝、やわらかな光がダイニングテーブルに反射し、コーヒーカップから立ち上る湯気がゆらめくのが見える。

窓際の席に座ると、陽が当たった頬がほんのりと温かい。

屋根の上では、太陽光パネルが静かに発電を始める。

電気代の高騰に心を乱されることはない。

夏は涼しく冬は暖かい家で、家族は笑顔で過ごしている。

太陽光発電と蓄電池を導入して手に入れたもの。それは、単なる「節約効果」だけではありませんでした。

それは、

社会の変動に揺らぐことのない「心の平穏」であり、

家族の暮らしを守れているという「確信」であり、

地球の恵みを感じながら生きる「豊かさ」でした。

電気代を気にする毎日に、さようならを告げること。

それは、自分の手で「穏やかで安心できる豊かな暮らし」をつくり出すという、素晴らしい人生の選択です。

これから家を建てられるあなた、

新しい暮らしを探していらっしゃるあなた、

太陽とともに生きる心地よい暮らしはいかがですか?

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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