家は、年月とともに古びていくものでしょうか。
それとも、
時間とともに美しさを深めるものでしょうか。
神奈川県の港北ニュータウン。
そこに、ひとつの家の物語がありました。
1995年、スウェーデンハウスの
モデルハウスとして誕生し、
22年もの間、
変わらず多くの人を迎え続けた家です。
春の風がやさしく通り抜ける展示場で、
淡い水色の外壁と、
リビングに置かれた真っ赤なキャリーケース、
元駐日スウェーデン大使夫人が
コーディネートした北欧スタイルのインテリア。
そのどれもが、訪れた人たちの目を奪いました。
広い家事スペースやキッチン家族の触れ合いや
趣味の時間をもっと 楽しめるように設けられた
開放的なファミリールーム、
窓際でも暖かいサンルーム。
「まだ日本ではそこまで必要ない」と言われた
高い気密・断熱性能と、
それらがあってはじめてかなう、
北欧の暮らしが、そこにはありました。

モデルハウスの寿命は、ふつう5〜7年
展示場に並ぶ家は、
時代が変わるたびに建て替えられていきます。
流行のデザインへ、
新しい間取りへ、
省エネ基準の変化へ。
見た目も、考え方も、売りたいものが変われば、
モデルハウスも姿を変えます。
だから多くのメーカーでは、モデルハウスを
わずか5〜7年で建て替えなければならなかった
のです。
けれど港北のスウェーデンハウスだけは、
周りの家が何度も建て替えられる中で、
22年間、同じ場所に立ち続けました。
それは、流行を追いかけていなかったから
ではありません。
むしろ、リフォームという形で時代の”あこがれ”
にこたえながらも、「住宅の価値」という本質に
時代が気がついてくれるのを静かに待っていた
と言えるのかもしれません。

22年の時間がつくった美しさ
パイン材の床は、飴色に変わり、
窓辺の木枠は、静かに深みを増す。
家族と暮らした年月のような、柔らかな光。
どこか懐かしく、どこまでもあたたかい空気。
訪れた人たちはよく、こう言ったそうです。
「我が家も、こんなふうに歳を重ねたい。」
北欧で大切にされているのは、
家が“完成した瞬間”より、
家族と過ごした時間を重ねたその先にある姿。
「美しさ」は新品にあるではなく、
暮らしとともに育つものなのです。

変わらない価値に、人は惹かれる
港北モデルハウスが建て替えられずに
22年も愛された理由。それは──
時代や流行に翻弄されなかったから。
スウェーデンハウスは創業当時から、
本当に心地よい暮らしのために必要な性能を
追い続けてきました。
高気密・高断熱であること。
窓際でも寒さを感じず、
光をやわらかく受けとめること。
家族が集まり、触れ合い、笑い声が響く
間取りであること。
日本ではまだ、
その性能と価値が理解されにくかった頃から、
売れる家ではなく「住んでほしい家」を建てる。
そのことだけを。
だから、
国の省エネ基準がどれほど厳しくなっても、
スウェーデンハウスの性能は、
すでにその先まで進んでいたのです。
変わらない価値は、その本質を磨き続けていれば
いつか必ず本物であることが証明される——
港北モデルハウスは、その象徴でした。

おわりに──家は、時間とともに育つもの
誰かの暮らした痕跡の残る家。
時間の層が重なった木の艶。
家族の思い出が詰まった箱のような空間。
北欧では、
家の価値は古くなるほど高まるといいます。
親の世代が建て、子の世代が活かし、
孫の世代へと受け継がれていく家。
家は家族との時間をまとうことで、
ただの家ではなくなるのです。
わたしも、いつかわが家が、
わたしたちと過ごした時間をまとい
飴色に輝く時を、
楽しみにしています。
いつも、このブログを読んでくださって
ありがとうございます。
2026年が始まりましたね。
みなさんは、どこで、どんなふうに新しい年を
迎えてらっしゃるでしょうか。
今年は、日本の干支で言うと「午年(うまどし)」
に当たります。と、昨年末に気がついて
あわてて、ダーラナホースを買いました!(笑)

スウェーデンハウスのインテリアを担当している
北欧交易さんのオンラインストアLivet Plazaで
買いました。限定品だそうです。「2026」と
西暦が入っているので記念にもなるかな。
「幸せを呼ぶ馬 ダーラヘスト」
ー Livet Plaza(北洋交易)Instagramより一部抜粋させていただきました。ー
スウェーデン ダーラナ地方発祥の木製の馬で、日本では「ダーラナホース」という名前でも紹介されています。
スウェーデンの長い冬の間、暖を取りながら余った木材を使用して、子供の遊び道具用に馬を彫ったことが始まりで、起源は約400年前。
スウェーデンでは馬は幸せの象徴であり、ダーラヘストは『幸せを呼ぶ馬』として多くのスウェーデン人に愛されています。

今年も、このブログ
「ヘンマベスト!」を
どうぞ よろしくおねがいします。


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